ジェイサチに通う娘と過ごす生活*主婦のブログ

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完璧な人はいない

少し前、娘と話していて印象に残ったことがあります。娘が言っていた「完璧な人はいない」という言葉です。

小学校から中学校に上がって、娘が一番感じたのが「様々な人がいる」という点だそうです。小学校もわりとたくさんの生徒がいましたが、中学校はさらにクラスの数が増え、覚えきれないほど同級生ができました。さらに2年と3年には先輩もいました。

それを見て、いろいろな人がいると思ったそうです。勉強はよくできるけど人前で話すのが苦手な子、スポーツ万能だけど勉強が苦手な子、文武両道だけど一人が好きで友達づきあいが少ない子など、得意不得意もいろいろです。

娘は以前までは、何でもできるのが完璧なのだと思っていたそうです。勉強もスポーツもできて、友達もたくさんいて先生からの評価も良いのが完璧な人だと。たしかにそこまでできていたらすごいですが、一人としてそんな人はいないそうです。

何かに秀でている人にもできないことはある。反対に、苦手なことが多そうな人にキラリと光る才能がある。人を観察しているとそういうことが分かるのだと言っていました。

私も短くはない人生を歩んできましたが、たしかに完璧な人というのはいなかったかもしれません。自分にとってあこがれの人であっても、なにかしらできないことや欠点はありました。しかし、だからこそ人間味があって魅力的に思えました。

それぞれが考える「完璧」はあるかもしれませんが、その条件を満たす人はまずいないし、だからこそ魅力的な人が多いのではないでしょうか。