知り合いで教職に就いた人が2人います。それぞれなぜ教職を選んだのか、理由を聞いてみました。
・Aさんの場合
下に兄弟が多く、勉強を教える機会がよくあったそうです。そのため自然と人にものを教えるようになり、だんだんそれが面白いと思うようになりました。
中学生のころに尊敬できる先生と出会い、この人のようになりたいと思ったことが直接のきっかけだそうです。
大学時代は塾講師や家庭教師のアルバイトを通じて経験を積み、やはり誰かに何かを教えることは面白いと再確認し、教職の道へ進むことを決意しました。
子どものころの環境がそのまま仕事につながったという形です。
・Bさんの場合
一人っ子でしたが、それゆえに兄弟に憧れがあり、近所の年下の子とよく遊んでいたそうです。面倒見がいいので近所の子の親から褒められることが多く、誰かと遊んであげることは褒められることなのだ、と認識したのが始まりでした。
その後中学や高校では成績優秀で、友人に勉強の分からない部分を教えてあげることが多かったそうです。その時にも感謝され、勉強を教えることが楽しいと思うようになりました。
学生時代は特に目的もなく公務員試験を受けましたが、教育実習に行ったときに多くの生徒から懐かれ、やはり年下の子供達は可愛いと思い、得意な勉強を教えることを仕事にしようと思ったそうです。
兄弟へのあこがれと得意な勉強とを掛け合わせた結果、教職につながったという形です。
似たようなエピソードですが細かい部分が異なりました。やはりそれぞれ教職を目指すきっかけは違うようです。
2人と会う機会はあまりありませんが、今後も陰ながら応援していきたいと思います。